留学を決めた理由

留学を決めた理由…はかなり突然でした(笑)

 

私は、とある教員養成大学に通っています。

そのため、多くの学生が教員を志望し、日々一生懸命学んでいます。

私は物心ついた時から、小学校の先生になることが夢でした。

学ぶことも学校で過ごすことも好き、そんなことができる先生って、

理想的な仕事なのではないか…と。

 

そのため、一浪を経て今の大学に入学し、先生になる夢に向かって…

と思っていましたが、

学んでいくうちに、なぜか「これがなりたかったものなのか?」という疑問ばかりが出てきてしまいました…

その思いに確信がついたのが、教育実習でした。

10年以上夢見た、子どもに教えるということ。

しかし、やってみて思ったのは、「楽しくないな…」。

自分の中で、子どもに真摯に向き合うことも、物事を教えることも、

心の底から楽しい、と思えないことに気づいてしまいました。

ずっと抱いていた夢が、自分の思い描いていたものと違うのだと気づき、

本当に絶望したことを、今でも忘れません。

 

そんな思いの中でしたが、教育実習後は他の選択肢もないために、教員採用試験の勉強を始めざるを得ませんでした。

しかし、講話を聴いたり、論文を書いたりといった中でも、なんとなく煮え切らず…。

そんなある時、交換留学の二次募集を見つけました。

その時にまだ留学の枠が余っていることを知り…

わずか3日で留学の手続きを済ませました。

理由としては…このままではだめだ、と思ったんですよね。

教採を逃げる形になってしまったことはつらかったのですが、

それ以上にこんな気持ちで教員になり、働きたくないと思いました。

もう一度自分のこと、これからのこと、きちんと見つめ直して、

本当にやりたいことを見つけたい、という思いから、留学することを決意しました。

 

教員という夢が、自分が思っていたものと違っていた、悔しさ。

その悔しさをバネとして、これからの留学を頑張っていきたいと思います!